「同族会社の長所は独裁」と言った大正製薬3代目・上原正吉の思想

かつて、大塚製薬の贈収賄事件が問題になったが、大正製薬の間違いではないかと思ったほど、その同族企業的体質は似通っている。共に製薬業界では“薬屋”扱いされてはこなかった企業である。
1965年に大正のアンプル入り風邪薬パブロンが使用者をショック死させるという事件が起こった…
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