自民党またまたお家芸…「裏金」→「還付金」→「還流金」…世論批判かわす“言葉遊び”の姑息
完全非公開から一部公開となり、その後、一転して開催自体が見送りとなった、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会(政倫審)。この期に及んでもなお対応が二転三転している自民党に対し、野党側は「当事者能力を失っている」と猛反発しているが、その裏金事件絡みの“造語”が28日、ネット上で拡散された。《還流金》という言葉だ。
裏金事件を受け、最大派閥安倍派(清和政策研究会)の議員からは、自身にキックバックされていたカネを返したいとの声が上がっているという。これを受け、共同通信などが「販売ノルマ超過分として議員側に還流した資金について、派閥への返還を認めると決めた」「返金は手続き上、議員側から派閥への寄付として処理する方向だ」などと報じたことから、SNS上で《還流金》との言葉が広がったようだ。
《還流金?還流金?じゃなくて裏金、ウラガネでしょ》
《政治家なら、言葉遊びをするな。還流金ではなく、裏金だ》
■すでに解散した派閥に返金できるのか…