混迷する東京15区で深まる「小池百合子」支配…“知事の妹”立てて補選参戦の怪情報
自民党のスキャンダルに小池都知事はダンマリ
都議2期目に途中辞職して2022年の参院選(東京選挙区)に打って出た荒木氏は、小池都知事の全面支援もむなしく惨敗。浪人中だ。都知事選と同日の7月7日に投開票される都議8補選の中野区に出戻り、再起を図るとみられていた。本人も「平日朝は毎日、中野区内の駅に立たせていただいている」とアピールしているが、さてどうなるか。
「荒木氏が17日に中野区内で開いた支援者を集めた会合には、生後10カ月の長男と小池都知事も出席。都知事は『子ども付きの荒木千陽をお育ていただきたい』と支持を訴える一方、自民党を揺るがす『政治とカネ』の『せ』の字も、『裏金』の『う』の字も口にしなかった。あの小池百合子がチクリとも言わないのは、どちらに転んでも補選で自民党推薦を取り付ける算段からでしょう。選挙買収で空席になった江東区長には子飼いの元都職員を押し込み、東京15区も掌握となれば、混迷する江東区への知事の影響力はどんどん深まる」(野党関係者)
衆院補選告示まで残り25日。魔物がそこかしこで蠢いている。