まだ二転三転ある ラウドルップ“残留宣言”を鵜呑みにするな

公開日: 更新日:

サッカー界では大ドンデン返しでの移籍は当たり前

 ラウドルップの現役時代の輝かしい実績は、次期監督候補の中で群を抜いている。ユベントス、バルセロナ、R・マドリードなど超名門でプレー。欧州CLや国内リーグなど計14回もの優勝を経験した。デンマーク代表としてW杯と欧州選手権に計5回出場し、98年W杯ベスト8の原動力となった。

 ところが指導者としてのキャリアは、イマイチ。母国デンマークを皮切りにスペイン、ロシアの中堅クラブで指揮を執り、12年6月にイングランドプレミアリーグ、スウォンジーの監督に招聘された。しかしそれも14年2月に解任されてしまい、現在はカタール1部レクワイヤで采配を振るに至っている。

「某紙などは『就任に前向き。本命』という見出しを掲げ、ラウドルップの次期監督就任を既定路線のように報じていましたが、欧州サッカー界での評価は低いままです。パスを回して崩すスタイルに執着。応用力に乏しいというのが理由です。実際に欧州強豪クラブからの誘いはなく、昨年の時点ではカタールに“都落ち”するしか選択肢がなかったのです」(前出の記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  5. 5

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  1. 6

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  2. 7

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  3. 8

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ