ビーチW杯予選QF ラモスJは強豪イランに延長で逆転勝利
ビーチサッカー日本代表が、タイで行われているアジア選手権(11月にパラグアイに開催されるW杯アジア予選兼)の準々決勝(14日)で強豪イランと対戦。延長の末に劇的逆転勝利を飾った。
日本とイラン。長年アジアのビーチサッカーをリードしてきた国である。試合前日ラモス監督がしみじみと言った。
「明日はもの凄い試合になるよ。これまでアジアを引っ張ってきた国同士がテクニック、戦術、フィジカル、スピードのすべてを出し合い、さらに戦う気持ちを前面に押し出しながら、<負ければW 杯を失う>という凄いプレッシャーの中で<いかに冷静さを保てるか>どうか、ハートの強さも試される。ビーチサッカーというのは<シュートゲーム>だ。(ピッチが砂なので)シュートを打てば、何が起きても不思議ではない。明日はビーチサッカーの魅力たっぷりの試合になると思う」
試合開始の笛が鳴り響いた直後だった。
イランがキックオフのボールをGKにバックパス。処理をGKがもたついる間にFP奥山がボールをかっさらい、あとは無人のゴールにボールを流し込むだけだった。