平成ラスト王者を公言も…池田勇太またまた“言うだけ番長”
【東建ホームメイトカップ】
男子ツアーの国内初戦はB・ジョーンズ(44=豪州)が64で回り、通算15アンダーで逆転V。
スター選手不在で低迷する男子ツアーは初っぱなから“好材料”が乏しく、先が思いやられる。
今大会は選手会長の石川遼が腰痛のため欠場し、副会長の池田勇太が代役を務めた。プロアマ戦恒例の鏡割りイベントに登場。そこで青木功JGTO会長(76)の「今週勝てば、(次戦は5月開催なので)平成最後の優勝者」というスピーチを聞いて、池田は「ぜひ、平成最後のチャンピオンになれるように頑張る。優勝するしかない」と意気込んだ。
ところが3日目に73と崩れて23位に後退。最終日は66と“まくった”が、5打差8位タイと優勝争いに絡めなかった。
池田はすでにツアー通算20勝を挙げており、国内ツアーの「顔」になってもおかしくないが、客を呼べる魅力のあるプロか、といえば力不足は否めない。それは、普段の言動と成績が比例しないからだ。
池田は言葉遣いや、肩で風を切る歩き方など、何かと尾崎将司を真似て“後継者”のふりをしている。尾崎のふてぶてしい態度やマナーの悪さは褒められたものではないが、国内では憎らしいほど強く、技術も高く、人気があった。