阪神がロハスJr.を5億円で強奪 韓国助っ人に札束積む吉凶
札束攻勢が奏功したか。
阪神が韓国KTのロハス・ジュニア(30)を獲得することが決定的になった。両打ちの外野手であるロハスは今季、韓国リーグ(KBO)で47本塁打、135打点をマークし、2冠王を獲得。韓国の朝鮮日報によると、KTはKBO史上最高額の約1・8億円超の条件を提示したそうだが、「阪神は2年総額5億円超の大型契約を提示し、強奪した」(関係者)という。 阪神は同じく韓国で20勝を挙げた斗山の右腕ラウル・アルカンタラ(28)の争奪戦でも優位に立っているという。こちらも億単位の条件が必要とされている。前ロッテのチェン獲得も含め、このオフは助っ人に大枚をはたいている。阪神OBが言う。
「阪神は韓国球界と太いパイプがある。しかし、2018年に前ハンファのロサリオを年俸3・4億円で獲得したが、失敗に終わった。それでも懲りずに韓国球界の外国人選手に高い金を払うのは、国内のFA選手の評判が悪いからです。今年も国内FA市場で大野(中日)らを調査するも撤退せざるを得なかった。近年、FA権を取得した某選手は『ファンやマスコミが騒がしいだけでなく、福留さんらの外様に加え、生え抜きの鳥谷さんでさえも晩年に冷遇されている。選手を大事にしない球団には行きたくない』と言っています」