巨人がFA梶谷と危険な4年契約 33歳の体はとっくに満身創痍
DeNAからFA宣言した梶谷隆幸(32)の巨人入りが近日中にも正式発表される。
「条件は4年総額8億円規模と聞く。今季年俸7400万円の梶谷に2億円。巨人以外には出せない、いや、出さない金額です。それ以上に思い切ったことをするなと思ったのが、契約年数です。4年はちょっとリスクが高すぎるでしょ」(セ球団編成幹部)
梶谷は今季、打率・323、19本塁打、53打点の好成績。打率と本塁打ともまずまずの数字を残したものの、残留を要請していたDeNAの関係者に話を聞くと、意外にもサバサバした口調だ。
「うちでは、故障の多さが問題視されていた。入団14年間で規定打席に達したのは、今年を含めて5回だけ。戦線離脱を余儀なくされた故障歴だけでも右足首、脇腹、ぎっくり腰、右肩痛、背筋痛と挙げればキリがない。特に腰痛は再発を繰り返していますから、今回の残留条件に関しても、特に契約年数に関しては慎重に検討されました」
来年で33歳になる梶谷の体は、すでに満身創痍というわけだ。