大谷「本塁打王」獲得へ“カモ”レンジャーズと11試合 テキサスの気候と弱体投手陣が強力後押し

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 今季前半戦は右肩手術で離脱した移籍1年目の有原航平(28)ら故障者が続出したこともあり、投手陣が崩壊状態。チームの被本塁打数122はオリオールズの136本、ツインズの134本に次いでリーグワースト3位だ。すでにチームのポストシーズン進出は絶望的。日本時間12日の前半戦終了時、35勝55敗の勝率3割8分9厘で、首位アストロズと19.5ゲーム差の地区最下位に沈んでいる。球団は若返りを図るため、今月末のトレード期限までに、ここまで6勝(1敗)と好調なエース右腕ギブソン(33)ら主力投手の放出に動くとみられる。

 今季の大谷はレ軍戦で7試合に出場し24打数6安打の打率.250、2本塁打、6打点。特に際立った成績は残していないとはいえ、後半戦は一転してカモにしそうだ。

 大谷の偉業達成は敵地でのレ軍戦次第か。

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