安倍前首相の五輪開会式トンズラ…「逃げた」「無責任の極み」と大ブーイング
「逃げた」「無責任の極み」――。SNS上では大ブーイングだ。
東京五輪開会式に出席する予定だった安倍晋三前首相が、直前にドタキャン。NHKなどの報道によれば、東京都に緊急事態宣言が出され、無観客開催となったことなどを考慮したという。経済3団体のトップやスポンサー企業が相次いで出席を見送ったのに合わせた形だ。
一見もっともらしい理由だが、それなら18日に赤坂の迎賓館で開かれたIOCバッハ会長の歓迎会も欠席するべきだったのではないか。それに、この五輪における安倍前首相の立場は、スポンサー企業とは決定的に異なる。
■マリオの扮装までした“東京五輪”の顔なのに
首相に返り咲いた直後の2013年に自らIOC総会でプレゼンし、原発事故の汚染水は「アンダーコントロール」と大嘘を言ってまで引っ張ってきた五輪だ。その後も、16年のリオ五輪閉会式には「スーパーマリオ」の扮装で登場して、“安倍の五輪”を世界にアピールした。