新庄は初任給で買ったグラブを引退まで使い続けた「これがダメになったら野球をやめる時」

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麦倉洋一(佐野日大高監督/阪神同期入団)

 大きく斜めに切り込みを入れた食パンに北海道バターを塗ったくり、その上からこれでもかと森永の練乳を垂らすーー。

 先月25日、新庄剛志監督(49)が「朝ご飯はほぼ毎日」と自身のインスタグラムにその様子をアップすると、多くのファンが反応を寄せた。

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「昔っから甘党だったんですよ」と当時を懐かしむのは、1989年ドラフト3位で阪神に入団した麦倉洋一氏(50=現佐野日大高野球部監督)。ビッグボスとは同期入団の間柄だ。

「89年の高卒入団組は私と新庄監督を含めて4人。寮では互いの部屋を頻繁に行き来していました。一緒に音楽を聴いたり、ビデオを見たり。人には言えないことも……。新庄監督は物静かで、今のような派手さはありませんでした。ただ、コーヒーを飲む時は人目を引いた(笑い)。1杯のコーヒーにスティックシュガーを5本も入れるものですからね。最初の頃は私も『入れ過ぎじゃねえか』なんてツッコンでいたと思います」

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