中日は今季初の5連敗で苦手の交流戦へ…立浪コワモテ監督の“次なる犠牲者”は誰?
中日ベンチはピリピリムードだという。
22日の広島戦に敗れて今季初の5連敗。八回途中に1失点でマウンドを降りた先発の柳を打線が見殺しにした。試合後、「点を取ってあげないと」と語った立浪和義監督(52)がいつまた爆発するか、選手は戦々恐々だというのだ。
就任会見で「選手に勝ちに対する執念を植え付ける」と宣言した指揮官は、「選手に好かれようとは思わない」といきなりチームを引き締めた。今月4日のDeNA戦では、失策した遊撃レギュラーの京田を懲罰交代。ベンチ裏で「今すぐ帰れ!」と一喝するや、試合中にもかかわらず名古屋に強制送還させ、選手を震え上がらせた。
「小柄で優男の風貌とは裏腹に、現役時代からコワモテで後輩から恐れられた。立浪が評論家になって球場を訪れても、中日の選手は真っ先に挨拶に出向き、直立不動で話を聞く。現役を退くと、選手とはなあなあの関係になりがちだけど、立浪にはそれがない。それくらい厳しい。京田の強制送還はさもありなんだ。この広島3連戦は初戦が5ー11、2戦目が1-10でこの日が0-1と投打がボロボロ。こんな状態で苦手な交流戦(直近6度で勝ち越し1回)に突入するわけだから、立浪監督が再び爆発するのも時間の問題ではないか」