タイサッカーの魅力、タイでの日常の一端を肩肘張らずに伝えていきます
今シーズン初の首位に立った
9節では、首位のチョンブリFCが3位のバンコク・ユナイテッドに0-1で敗れ、ブリーラムが今シーズン初めて首位に立ちました。
チョンブリは7勝2敗の勝ち点21(得失点差+12)。3位のバンコクは試合消化が1試合少なく、6勝2分けの勝ち点20(得失点差+14)。手倉森誠監督率いるBGパトゥーム・ユナイテッドが5勝2分け2敗・勝ち点17(得失点差+8)で4位に付けています。
これからも厳しい戦いが続きますが、昨シーズンに続いて3冠を達成するために全身全霊をかけて戦っていきます。
仕事以外の話も少しーー。
最近、とても嬉しいことがありました。
「幸運をもたらしてくれるカブトムシ」が、ついにブリーラムの自宅にやってきてくれたのです。
2015年7月、鹿島のコーチから監督に就任することになり、リーグ戦は年間5位に終わったのですが、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)を制することができました。
その年の夏です。鹿嶋市内の自宅の庭に突然、カブトムシが飛んでくるようになりました。
それまで自宅でカブトムシを一度も見たことがなかったのですが……。
当時、小学生だった娘が、自宅前の道路で死んでいるカブトムシを見て「カラスとかに食べられちゃったら可哀想。助けてあげよう」と言うので見付けるたびに虫かごに入れ、餌を与えて保護していました。
■幸運のカブトムシがブリーラムにもやって来た
その年は夏休み中に30匹以上のカブトムシとクワガタが来たのです。
カオブトムシの恩返しだったのでしょうか。鹿島の監督1年目でタイトルを獲得することができました。
つい先日のこと。所用を終えてブリーラムの自宅に戻り、駐車エリアに車を止めて降り立つとメスのカブトムシが、ひっくり返った状態でいるではありませんか。
すぐにカブトムシを拾い上げ、植え込みにそっと置いておきました。
妻に電話をかけて一部始終を報告しながら、「またカブトムシが幸運をもたらしてくれる。今シーズンも素晴らしいことが待っているに違いない……」と期待しないではいられませんでした。
今週末の10節はタイ東北部・イサーン地区のコ-ンケ-ン・ユナイテッドとのアウェー戦(22日午後6時30分キックオフ)です。
必ず勝ち点3をゲットしたいと思っています。引き続き応援をよろしくお願いします。当連載の内容にも重なりますが、Instagramを始めました。こちらも是非覗いてみて下さい。
それでは、また。