DeNA高卒ドラ1松尾汐恩に開幕スタメンマスクの目! 嶺井がFA権行使でソフトB入りへグラリ

公開日: 更新日:

「ソフトバンク入りに傾いているようです」

 球団OBがこう言うのは、去る3日に国内FA権を行使したDeNAの嶺井博希(31)のこと。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

「今季は自己最多の93試合に出場、プロ9年で472試合出場と経験は豊富。ソフトバンクは3年程度の複数年契約を用意しているだけに、DeNAは条件面でも分が悪い。嶺井の今季年俸は2700万円(推定)でCランクとみられる。FAで流出しても人的補償はないため、DeNAとしては頭が痛い」

 仮に嶺井が移籍すれば、DeNAの捕手陣は伊藤光、戸柱の併用でまかなうことになるだろうが、来年のキャンプ、オープン戦次第では、先日のドラフトで1位指名した松尾汐恩(大阪桐蔭)の大抜擢もあるかもしれない。

「松尾は高校1年の秋に遊撃手から捕手に転向。捕手経験は少なく、課題はありますが、鋭いスイングで木製バットにも対応できる器用さがある。強肩でフットワークの軽さ、俊敏さも兼ね備えている。大阪桐蔭では4季連続で甲子園に出場するなど、大舞台の経験も豊富。高卒3年目の東妻が成長を見せているものの、話題性も考慮すれば、松尾の開幕一軍、開幕スタメンもゼロではないとみています」(前出のOB)

 高卒新人では今季、ロッテの松川が史上3人目となる開幕スタメンマスクをかぶるなど、存在感を見せた。

「松尾は松川と比べると完成度は劣るが、今のDeNAは正捕手不在でどんぐりの背比べ。割って入れる能力はありますよ」とは、別の球団OBだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  3. 3

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 4

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  4. 9

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  5. 10

    佐々木朗希「限界説」早くも浮上…案の定離脱、解説者まで《中5日では投げさせられない》と辛辣

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「餅」で尿意ストップ! 映画の途中にトイレで席を立ちたくないなら

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 7

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 8

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  4. 9

    自民にまた「政治とカネ」問題!太田房江氏に選挙買収疑惑、参院選公認めぐり大阪でグチャグチャ泥仕合

  5. 10

    イケイケ国民民主党に陰り? 埼玉・和光市議補選は玉木代表が応援も公認候補まさかの敗北