大谷の負担減へエ軍積極補強続く 次に狙うはサイ・ヤング賞右腕とRソックスのエース格
大谷翔平(28)のエンゼルスが、積極補強を続けている。
オフはすでに今季15勝の左腕・アンダーソン(32=ドジャースからFA)、29本塁打のレンフロー(30=前ブルワーズ)、28本塁打のドゥルーリー(30=パドレスからFA)らを獲得。補強はさすがに打ち止めかと思ったら、今度はクルーバー(36=レイズからFA)とイオバルディ(32=レッドソックスからFA)の獲得を視野に入れているという。
クルーバーは今季10勝10敗をマークした2014、17年のサイ・ヤング賞右腕。イオバルディは6勝3敗もレッドソックスのエース格だ。投打ともに層を厚くする補強が、7年連続負け越しのチーム成績を押し上げるかはともかく、大谷個人にとってプラスに作用するのは間違いない。
今季、シーズン後半のチーム総得点260はリーグワースト。相手投手のマークは大谷とMVP3回のトラウト(31)に集中した。そのトラウトにしてもケガで119試合の出場にとどまったから、大谷はそれだけ厳しくマークされた。が、レンフローやドゥルーリーの加入によって打線は厚みを増すし、打者に対するマークも分散する。