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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【euphoria of postseason】大谷が待ちきれない「ポストシーズンの陶酔感」

公開日: 更新日:

 MLB開幕後、米メディアが集中的に書いているのが、WBCでMVPを獲得した大谷翔平の心境の変化だ。

 WBC優勝という短期決戦の醍醐味を味わった大谷にとっては次の目標は当然、ポストシーズン進出、ワールドシリーズ優勝でチャンピオンリングを獲得すること。

 米USATODAY(3月25日付)は「euphoria of postseason(ポストシーズンの醍醐味)」というフレーズを使い、大谷の胸の内を分析している。

 “euphoria”は、「陶酔感」「醍醐味」「多幸感」の意。別の単語では“satisfaction(満足感)”“happiness(幸福感)”“blessedness(幸運)”が思い浮かぶ。

 WBCという短期決戦を制し、マウンド上からグラブと帽子を放り投げるという一世一代のパフォーマンスを見ても、大谷がどれほどの「陶酔感」を感じたのかがわかる。

 同紙はWBC優勝の数日後、大谷がアリゾナ州テンピでのダイヤモンドバックス2Aとの観客ゼロの練習試合に登板した時の模様を描いている。

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