千賀、吉田正の大成功が後押しに…MLB“日本人バブル”でトップ選手「国外流出」なお加速
MLBの公式サイトが去る18日、メッツのビリー・エプラーGMが、オリックスの山本由伸(24)の投球を視察するために訪日したと報じた。
■千賀、吉田正が大成功、移籍決定の藤浪も
メジャーでは今季、日本出身の新人選手が大活躍。メッツの千賀滉大(30)が7勝をマークして球宴に選出されると、レッドソックスの吉田正尚(30)は日本時間20日時点でア・リーグ3位の打率.317。首位打者の可能性は十分にある。オリオールズへの移籍が決まった前アスレチックスの藤浪晋太郎(29)も、防御率こそ8.57ながら、5勝8敗3ホールドと健闘しているといっていい。
メジャーではかねて、日本人投手の評価は高かったが、千賀の活躍によって、改めてその実力が証明された。
「今オフは山本に加え、DeNAの今永昇太(29)、日本ハムの上沢直之(29)らがメジャー挑戦を視野に入れている。特に山本は(今年)25歳と若いこともあり、日本人史上最高の総額200億円契約もありうる。今永もWBCで評価を上げており、4~5年契約で80億~100億円規模の大型契約を結ぶ可能性があります」(メディア関係者)