DeNA今永昇太はポスティングでメジャー挑戦 山本由伸を「凌駕する部分」と「危ない部分」

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 11日にDeNAが左腕エース今永昇太(30)のメジャー挑戦容認を発表すると、MLB公式サイトはすぐさま特集記事を掲載した。題して「日本のエースはヨシノブ・ヤマモトだけではない」。

 同じくポスティングシステムによるメジャー移籍が認められ、米球界で大谷翔平と並ぶ目玉投手との評価を受けるオリックス山本由伸(25)と同等、「NPBのトップスターのひとり。(米国で)先発の2、3番手として貴重な存在になるはずだ」とした。

ドジャース、ジャイアンツ、マリナーズなど複数球団が獲得に乗り出すとみられていますが、彼らが評価するのは今永のK/BBです。奪三振と与四球の比率を示すデータで、今季の今永は7.25。四球1つに対して、7.25個の三振を取っている計算で、山本の6.04を凌駕している。奪三振数も山本の169に対し、12球団トップの174。今季のメジャー投手と比較しても、今永を上回るK/BBをマークしているのは、マリナーズのカービーの9.05(13勝10敗)とレイズのエフリンの7.75(16勝8敗)しかいません。今永の制球力と奪三振率の高さは、米国でも『驚異的』と紹介されています」(アジア担当スカウト)

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