“鳥谷敬先生”が楽天ドラ1宗山塁に本当に教えたかった「もう一つの金言」
楽天1位の宗山塁(明大)が金言を得た。
10日のNPB新人研修会。毎年恒例の講演には2000安打を達成し、激務の遊撃で歴代1位の667試合連続フルイニング出場を果たした元阪神、ロッテの鳥谷敬氏が登壇。「目標設定」、「時間」、「数字」、「個人の役割」、「終わりを考える」という5項目をテーマに、トークを展開。目標設定に関しては「長期的、中期的、短期的の3つを考えてほしい。しっかり目標設定することによって、いま自分がやるべきことが見えてくる」などと助言を贈った。
45歳まで現役生活を目標に掲げる宗山は、同じ遊撃の鉄人の金言に、「できるときに自分のやるべきことを見つけて、しっかりやっていきたい。『打てるショート』が一つの目標。守備ができて当たり前で、加えて打つ方でも成績を残し続けるのがプロの世界。やるからにはそこに挑んでいきたい」と、目を輝かせた。
その鳥谷氏は今回の5項目以外に、阪神時代に意識していたことがあるという。
「自身に関するメディアの記事は、ほぼ読んでいませんでした」と阪神OBがこう続ける。