映画は「作家の芸能」であり「芸術」 コンビニの棚に並ぶ商品であってはならない
今年は時が経つのが早いな、もう師走だ。終わりが見えないロシアの侵略戦争に世界中が引っぱり回された。プーチンとその従者どもは絶対にいい死に方ができないだろう。因果応報というものだ。
世界の独裁者、戦争犯罪者ども、許されざる者たちよ、おのれの運命を思い知るがいい。そして、あのアベ元自民党議員へのたったの一発がここまで岸田クソ政府と日本社会をグタグタのヨレヨレにしてしまうとは誰が予想しただろう。これも何のオトシマエもついていない。
何がカタールでW杯だ、何が“クリスマスイブのサイレントナイトに君は来ない”だ。大晦日もヘチマもあるか。神さん仏さんよ、先祖さんよ、おい、年始の初詣に何を祈れというのだ。教えられるものなら教えてくれ。
今年、つまらない映画があまりに多いし、旧作を片っ端からDVDで見直す年だった。ウクライナに侵略が始まった時に見たのが「遊星からの物体X」(1982年)だ。南極観測隊員らが次々に得体の知れない物体に侵されて化け物に豹変していく。侵略ホラーの傑作だ。