TV番組きっかけに発見 麻倉未稀さん「乳がん」闘病を語る

公開日: 更新日:

「ひと泣きしてもいいですか?」

 そう夫に断りを入れてから、自宅で声を上げて泣きました。まだがんのタイプがわからず、治療の道筋が不明瞭で前にも後ろにもいけず、一番モヤモヤしていた時でした。自分で「負のループに陥っている」と気づいたので、その時点で「(胸を)切らなきゃいけない」と思ったことが涙につながったのだと思います。

 それまで夫の前で泣いたことなどありませんでしたから、彼はオロオロしていました。でも、ほんの数分、大泣きしたら思いのほかスッキリして、そこからはもう前向きになりました(笑い)。「乳がん」で左乳房の全摘出手術を受けたのは今年の6月です。きっかけは、医療系のテレビ番組で人間ドックを受けたこと。ちょうど今年は少し仕事を減らして健康管理をしっかりやりたいと思っていた時期だったんです。でも、自分で病院に行くきっかけが掴めなかったので、番組のオファーを「いいチャンス」と捉えました。

 5月の放送に向けて4月下旬、番組指定のクリニックで人間ドックを受けました。すると、左乳房のCT画像に影があったのです。すぐにマンモグラフィーとエコーを撮り、東大病院を紹介されました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」