“第3のミルク”として注目 アーモンドに4つの健康メリット

公開日: 更新日:

 本当にアーモンドによるものなのかが気になるが――。

「有効成分が本当に吸収されているのかについて、証明されています。たとえばアーモンドを食べれば、オレイン酸やビタミンEの血中濃度が比例して上昇します」

■1日に食べる目安は25粒

 1日の目安はアーモンド25グラム。1粒1グラムなので25粒だ。

 1日の中で午前中が最も酸化しやすいといわれており、食べるタイミングでベストなのは朝。アーモンドをそのまま食べるのでもいいが、井上教授自身が日常的に取っているのはアーモンドミルクだ。

「アーモンドは細胞壁が硬く、よく咀嚼しないと有効成分を体に取り込めない。アーモンドミルクは最初から細胞壁が粉砕されているので、効率よく吸収できます。特に、咀嚼力が弱い小児や高齢者にはアーモンドミルクの方が適しています」

 アーモンドミルクは複数のメーカーから販売されているし、自宅でも簡単に作れる。一晩から二晩水に漬けて軟らかくしたアーモンドを用意。水や野菜ジュースと一緒に、ミキサーで攪拌。ガーゼや茶こしでこして飲む。アーモンド1カップ、水2カップ(浸しておく水以外)が目安。こしてよけた繊維(食物繊維)は、味噌、みりん、水を加えて鍋で炒め煮にすると最高のご飯の供になる。

 なお、体に良いからといって取り過ぎは禁物。カロリー過多になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”