恐怖のない安寧な死はある 104歳の女性患者に教えられた
これは本当のことだと思います。人生が中断されるがんの終末期において、死の恐怖を覚え、悩まれる方はたくさんおられます。たとえ自分で「死の受容はできている」とは言っていても、いざとなった時はそれが心底からではないと思われる患者はたくさんいるのです。
がんの場合でも安寧でいられる方法を探っている私は、「死のすべてが恐怖のあるものではない」ことをRさんから教わったのです。
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