見た目の「若返り」が健康長寿に大きくつながる
これができている人は、いくつになっても自分が年を取ったということを意識していなかったり、認めていません。これが見た目の若さと元気の源になるのでしょう。
逆に自分が年を取ったことを受け入れてしまい、行動しなくなって時代から取り残された時点で老化が始まります。
「青春とは人生のある期間を指すのでなく、心の持ち方をいう」
「年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときはじめて老いる」
まさに、アメリカの詩人サムエル・ウルマンの「青春の詩」の言葉がいまになって蘇るのです。
ファンタジー映画でも、何百年間も生きている魔女が何かのきっかけで老いを受け入れた瞬間、白骨化してボロボロの粉末になって消えてしまうといったシーンをよく目にします。やはり、老化とはそういうものなのです。
ベトナムで手術した71歳の女性も、自分の老いや病気を受け入れてしまって、行動することもなくなり、ヨボヨボな状態になっていました。手術すればしっかり治ることを伝えましたが、それでも半信半疑な様子でした。もちろん、手術は無事に成功しました。これから、好きだという旅行にもひとりで行けるようになりますし、若返ってくれることを期待しています。