みのもんた引退決意…年を取ると会話かみ合わなくなるナゼ
「周囲と会話のテンポが合わなくなった」――。みのもんた氏(75)がそれを理由にテレビ界引退を決意。みの氏といえば、視聴率男として名を馳せたテレビっ子。「プロ野球ニュース」や「おもいッきりテレビ」などでの軽妙な会話でお茶の間を沸かせてきたのはご存じの通り。そのみの氏の決断に驚きながらも「オレもそうだ」と共感する中高年は多いのではないか。年を取ると会話がかみ合わなくなるのはなぜか?
「超一流のしゃべり手である芸能人らを相手に、75歳まで丁々発止を続けてこられたのは、ある意味異常なことです」
こう言うのは「認知症対策の新常識」の著者で東京都健康長寿医療センター研究所主任研究員の鈴木宏幸博士(心理学)だ。