認知症にならないためのポイント 早期発見して4つの対策を

公開日: 更新日:

 次に、社会参加。趣味を持って人と交流する。

「特に高齢男性ではこれを苦手とする人が少なくありませんが、社会との接点を持って脳の知的活動を保つようにすべき」

 睡眠時間の確保もMCIから認知症へ移行させないための重要なポイントだ。睡眠不足は、認知症の発症に関係するアミロイドβを脳に蓄積させる。前述の日中の有酸素運動や人との交流は、心地よい疲れをもたらし、質の良い睡眠にもつながる。

「さらに、食事で複数の栄養素をバランス良く取ることも必要です」

 先に挙げたWHOのガイドラインでは、「地中海風の食事療法(魚介や緑黄色野菜が中心で、油はオリーブオイルなど植物性のものを使う)は、認知機能低下及び認知症のリスクを軽減する」とされており、また果物や野菜の摂取が認知症リスクの低下と一貫して関連していること、魚の摂取量の増加が記憶力低下を防ぐことにも触れられている。ただし、サプリメントで特定の栄養素を取るより、食事からバランス良く栄養摂取をすることが大切だ。

 現在、複数のメーカーが認知症の根本的な治療薬の開発に取り組んでいる。近い将来、認知症に対してもっと積極的な対策を講じられるようになるだろう。その恩恵を受けるためには、現段階では、認知症を進行させない生活習慣を取り入れることが大切だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 4

    柴咲コウの創業会社が6期連続赤字「倒産の危機」から大復活…2期連続で黒字化していた!

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 7

    世耕弘成氏「参考人招致」まさかの全会一致で可決…参院のドンから転落した“嫌われ者”の末路

  3. 8

    「羽生結弦は僕のアイドル」…フィギュア鍵山優真の難敵・カザフの新星の意外な素顔

  4. 9

    「フジテレビ問題」第三者委員会の報告会見場に“質問できない席”があった!

  5. 10

    「Nスタ」卒業のホラン千秋にグラビア業界が熱視線…脱いだらスゴい?