このまま逝くかもしれない…山折哲雄さん肺炎を振り返る

公開日: 更新日:

 あとは「食べ過ぎない」「飲み過ぎない」「人に会い過ぎない」を3原則にしています。私は“アルコール中毒”なので、人に会うとついお酒が進んでしまう。今は1日おきに1合だけ。死ぬまで健康でいないとあるがままを受け入れて身も心も軽やかに旅立てないですからね。

(聞き手=松永詠美子)

▽山折哲雄(やまおり・てつお) 1931年、米サンフランシスコ生まれ、岩手県育ち。日本の宗教学者。東北大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、白鳳女子短期大学学長、国際日本文化研究センター所長など、数々の役職を歴任し、現在に至る。著書は「死の民俗学」「仏教とは何か」「教えること、裏切られること」「法然と親鸞」「『ひとり』の哲学」など多数。近著に「米寿を過ぎて長い旅」がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  2. 2

    五輪ニッポン「破産」するスポーツ団体が続出か…JOCは早くも助成金の大幅減額通達

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  4. 4

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは