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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

のどトラブルには梨・チーズ・ハチミツで肺に潤いを与える

公開日: 更新日:

 のどのトラブルを改善するには、肺の機能を高めて潤いを与える食材を取り入れることが大切です。

 おすすめは、野菜では大根とレンコン。どちらもせきを鎮めて、のどの乾燥を防ぎ、腫れや痛みを解消する効果絶大な「食べるのど飴(あめ)フード」なのです。

 フルーツでは、いまが旬の梨が効果大。痰のからみ、空ぜき、のどの痛み、炎症など、のどのトラブル全般にバツグンの威力を発揮してくれる「のどの守護神フルーツ」です。

 そのほか、牛乳、ヨーグルト、チーズものどの痛みをやわらげる作用があります。

 また、ぜひ取り入れていただきたいのがハチミツ。のどの腫れや炎症を鎮め、殺菌効果が高い、「のど飴食材」です。

 のどの痛みがひどいときには「大根ハチミツ」がおすすめです。

 細かく切った大根を器に入れ、ひたひたになるまでハチミツを入れて1時間ほど置き、しみ出た汁を飲んでみてください。のどの炎症に効果絶大です。

 せきがひどいときはギンナンを。中国では「白果」という名前の生薬としても知られ、せきを収斂(しゅうれん)して止めるという効能があります。喘息(ぜんそく)解消にも良いとされる優秀食材です。

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