ただの物忘れなのか…どんな異変があれば認知症外来にいくべき?

公開日: 更新日:

⑥買い物に出かけて、数日以内に同じものを何度も買う。あるいは買い忘れがある。

⑦部屋の片づけができなくなってきた。

 これらは、頻度が重要。たとえ、1項目だけでも、数日から1週間に数回程度と目に付くほどあれば要注意です。

 気になる症状があればかかりつけ医に相談し、認知症外来への受診をおすすめしますが、初期の場合、本人も何となく自身の異変を自覚しているので「認知症」という言葉に敏感に反応します。診察に行きたがらないので、「最近、忘れものが多いから家族として心配だ。治る可能性もあるから一度診てもらおう」などと伝えるとよいでしょう。

 実際に診察をすると、認知症ではなく、よく似た症状の「老人性のてんかん」であったり、「甲状腺機能低下症」や「ビタミンB不足」などの病気で、認知機能が下がるケースも少なくありません。これらの病気も対策は早い方がよいので、診察は急ぐ必要があります。

 アルツハイマー型認知症であれば完治は難しいですが、診断が早ければ進行を緩やかにする対策も講じられます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」