麻痺がある側に立ちサポートする「体位保持」で転倒を防ぐ
①相手も介助者も両足を肩幅の広さに開き、両者の骨盤、膝、靴の3カ所を密着させる(写真1)。
②背中から腕を回して中指と薬指で相手の腰に触れ、介助者側に引き寄せる(写真2)。
③相手の患側の手首を親指、中指、薬指の3本で下から取ってすくい、肘を伸ばして前へ出す(写真3)。
「万が一、相手が前後左右に倒れそうになったら、手首に添えた手を真下に引くことで転倒を防げます。その際、相手の手首を内側に少しひねると安定度はさらに高まります」