著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

人と接するときは「ツンデレ」で…好印象を与え作業意欲を高める

公開日: 更新日:

 例えば、参加者を合宿所のような場所に連れて行き、逃げられないように隔離するとしましょう。参加者はいつ解放されるか分からない不安にかられる。すると突然、周りの人間からすごい勢いで罵倒され始め、徹底的に落とし込められる。そして、主催者と周りの人が、今度は応援し勇気づける。

 つまり、長時間の拘束によって自我を揺さぶり、罵倒で崩壊させ、弱っているところで再凍結させることで人の心は支配されてしまうのです。特に、徹底的に落とした後のフォローは効果抜群だということです。

 自分が弱っているときこそ、つけ込まれるスキは生まれます。ツンとデレは、時に悪用されることを忘れないように。

◆本コラム待望の書籍化!

『不安』があなたを強くする 逆説のストレス対処法
堀田秀吾著(日刊現代・講談社 900円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末