介護にまつわる「契約」には余裕をもって臨みたい
たとえば、筆者がサ高住の契約の席に着いた時、テーブルの上に乗せられた契約書は次のようなものだった。
・賃貸借契約書 18ページ
・居宅介護支援事業契約書 14ページ
・指定通所介護契約書 14ページ
・生活支援サービス契約書 14ページ
要するにサ高住というくくりでひとつの契約書ではなく、そこに付随するさまざまなサービスごと、関連事業者ごとに契約書が存在するわけだ。さらに、
・登録事項等についての説明(高齢者住まい法第17条関係)
・保証委託契約書
・居宅療養管理指導同意書
・賃貸入居者総合保険契約申込書
・訪問診療・看護の説明書
・提携薬局に関する説明書
・各支払先への口座振替書類
などが山積みされ、これらの書類に都度、住所と名前を書き、印鑑を押していく作業は相当な集中力が求められる。さすがにデイサービスだけの利用ならここまで書類は増えないが、契約の際は時間に余裕を持ち、体調を整えて行くよう心がけよう。