設楽vs大迫3.1東マラ対決 “五輪代表辞退”で勃発する大事件
前代未聞の大事件が起きるか。
前マラソン日本記録保持者の設楽悠太(28)が16日、最終調整として熊本市内で開催された熊日30キロロードレースに出場し、1時間29分47秒で優勝した。
「タイムを見たらまだ遅いが、全力を出し切った。(3月1日の)東京マラソンまであと2週間ある。トレーニングをして2、3割は状態が上がってくる。日本中が興奮する走りがしたい」と言った。
東京マラソンでは東京五輪代表の最後の1枠を争うことになるのだが、楽にクリアできる条件ではない。大迫傑(28)の持つ日本記録(2時間5分50秒)を上回らなければならないからだ。
それだけでも厳しいのに設楽はさらに、「日本記録を更新しても2時間4分台でなければ五輪代表を辞退する」と公言している。五輪の舞台に立ったとき、「5分台ではファンの皆さんの期待に応えることができない」というのがその理由だ。
ある実業団関係者は「あの発言は大迫にとっては大きなプレッシャーになっているはずです」と、こう続ける。