G丸佳浩ドンジリからの逆襲 打率急上昇し締めは特大逆転弾

公開日: 更新日:

 巨人丸佳浩(31)が難敵を攻略した。

 13連戦最後の13日のヤクルト戦。1点を追う四回1死一塁から、先発・小川のチェンジアップを振り抜くと、右翼席中段に飛び込む逆転2ランとなった。リーグ2位の8勝を挙げている難敵を攻略する豪快弾に「一振りで仕留められる準備をしてきた」と笑顔を見せた。

 この日は連戦の疲労を考慮され、試合前の練習が取りやめとなり、各自が個別で調整を行った。「体的には楽。でも休みなわけではないので、試合に向けてベストな準備、最低限のルーティンがある。はき違えないようにしないと」と準備に抜かりはなかったようだ。

 ちょうど1カ月前まで打率がリーグ最下位に沈んでいたのがウソのようだ。打率・224だった先月12日、定位置だった3番から6番に打順が降格した。昨季まで巨人で主に打撃コーチを務めた内田順三氏は、この試合で26打席ぶりの中前打と、その後の右前打を見てこう語っていた。

「目でボールを追わなくなってきたし、これから上がってきますよ。軸足の内側が意識できるようになってくれば、最終的には3割近くまで行くから大丈夫です」

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