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山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

練習集中型の「無観客キャンプ」は怪我の功名かもしれない

公開日: 更新日:

 プロ野球の春季キャンプが始まった。今年はキャンプイン直前の1月になって巨人に桑田真澄新コーチが誕生し、楽天にかつての大エース・田中将大が帰ってきた。

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 我が阪神にもかつて中日などで活躍した大物左腕、チェン・ウェインや4球団競合の黄金ルーキー・佐藤輝明が入団したので、それなりに話題性はありそうだが、さすがに桑田と田中には及ばない。2人に共通しているのは高校時代から世代を代表する怪物投手と騒がれていたこと、春夏の甲子園で大活躍したこと、ドラフト1位でプロ入り後もエースナンバー18を背負って長く活躍したこと、正統派の右投手であること。スターの条件をすべて満たしたような2人が、コーチと現役という違いはあれども古巣球団に復帰したわけだから、それぞれのファンはたまらないものがあるだろう。私も数年前、掛布雅之が阪神二軍監督に就任したときは、震えるほど感動したものだ。

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