森会長に同情論のなぜ “内なる喜朗”SNSで咆哮し恥の上塗り

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 欧州各国の駐日大使館まで巻き込み、世界中から女性蔑視発言を非難されている東京五輪パラリンピック組織委員会の森会長。ところが、SNS上では森発言を容認する「内なる喜朗」の叫び声が噴出し、国際社会に顔向けできない「恥の上塗り」状態となっている。

 ◇  ◇  ◇

〈もともとオリンピックは女人禁制だったのに…森会長はお気の毒だと思います。もういじめるのは止めてください。なう〉

 6日に自身のツイッターでこう訴えたのは、高須クリニックの高須克弥院長だ。前時代の話を引き合いに、森会長への抗議を「いじめ」と捉え「気の毒」と同情しているあたり、前時代的な発言を容認したも同然だ。

 森会長の発言について女子テニス大坂なおみは「ちょっと無知」と指摘したが、これも「いじめ」なのか。高須院長に取材を申し込んだが、「本人と連絡がつかない」(広報担当)とし、現時点で回答を得られなかった。

 舛添要一前都知事も公然と森会長を“支持”だ。7日に〈女性蔑視発言は批判されるべきだが、彼の大きな働きも忘れてはならない〉と自身のツイッターに投稿。日刊スポーツの取材に「森さん以外に会長職は出来ないと思う」とヨイショした。

 舛添氏は五輪招致に駆けずり回った森会長の「功績」を称賛するが、女性蔑視は次元が異なる問題だ。国際イベントのトップに居座らせる理由にならない。発言の真意を確かめるため舛添政治経済研究所に問い合わせたが、多忙を理由に応じなかった。

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