阪神・青柳はザル守備で足を引っ張られるも…ルーキー佐藤輝の2発で“厄払い”9勝目
誰かに不運を押し付けられる運命なのか……。
阪神の青柳晃洋(27)といえば、東京五輪で打たれた姿が記憶に新しい。サイドから投げ込む変則右腕として活躍が期待されたが、ベンチが使いどころを間違え、2試合で計5失点。本来先発なのにリリーフ起用、左打者が並ぶ場面でも構わず投入されるなど、首脳陣の起用がことごとく外れて結果を残せなかった。金メダルを獲得できたから救いがあるものの、そうでなければ間違いなく「戦犯」のひとりとなったはずだ。
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その青柳が東京ドームで行われた17日のDeNA戦に先発。ルーキーの佐藤輝明(22)による初回先制適時打、三回のソロ弾で援護点をもらい、3回を1安打と順調に抑えていた。
しかし、青柳はここでも足を引っ張られる。四回に1点を奪われ、なおも1死満塁の場面でやらかしたのが二塁の糸原。一、二塁間のゴロを二塁に悪送球し、ベースカバーに入っていた遊撃の中野の足が離れてしまった。最初はアウト判定もビデオ判定で覆り、糸原によるタイムリーエラーで同点とされてしまった。