井岡一翔を唖然とさせた“尿冷蔵庫保管騒動”から1年 JBCのドーピング検査体制を事務局長に直撃

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「まず、採尿した検体は冷凍保存を徹底。その際は複数人が立ち会い、選手には容器を確認させ、『自分のものである』と紙に書いてもらう。透明性を高めるために映像にも収めるようにしています。検査機関も替えました。以前は普通の医療機関で薬物検査のみに特化した、その場で結果が出るような簡易検査だった。それを質量分析法といって、尿の中の物質の質量まで詳しく調べられる機関に持っていくことになりました。結果が出るまで1週間ほどかかりますが……」

 これらの体制は9月1日、井岡が3度目の防衛戦に臨んだ際にも適用されていたという。

「井岡選手にも手順や検査方法が変わったことをお伝えしております。しかし、きちんとしたマニュアルは現在作成中でして……。本来ならばこの時期に用意しているはずでしたが、遅れております。本当に申し訳ございません」

 二度とあのようなことがあってはならない。

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