大谷翔平は来季どころか“生涯エンゼルス”! 指導者や環境整えるフロント思惑と皮算用

公開日: 更新日:

「とても特別な選手。このオフシーズンに動かすつもりはない。我々と一緒に来季開幕を迎える」──。

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは日本時間8日、翌日に控えたGMミーティング(ラスベガス)開幕を前に報道陣に対応し、今オフ、大谷翔平(28)を放出することはないと断言した。同GMは「素晴らしい選手だから、誰も動かしたいとは思わないだろう。彼の人間性、日々のパフォーマンス、勤勉さ、全てを気に入っている」と改めて大谷を高く評価し、「我々の目標は彼が長い間、エンゼルスでプレーすることだ」と、来季終了後のFAを見据えた長期契約も示唆した。

 大谷を来季以降も投打の主力と位置付けるミナシアンGMは二刀流をバックアップすべく、早々とコーチ人事に着手。投手コーチ補佐として多くのメジャーリーガーがオフの間に通うことで知られるトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」(シアトル)でピッチングディレクターを務めていたビル・ヘゼル氏を招聘した。同施設は大谷もオフに利用しており、肩や肘への負担を軽減する投球フォームの見直しを行ったり、飛距離を伸ばす打撃フォーム改造に取り組んでいる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ