松山英樹は無心でパットできたら怖いものなし 現在は苦しい状況を我慢強く耐えている
B・ケプカが大会3勝目、メジャー通算5勝目を挙げた今年の全米プロはコースセッティングの難しさに加え、寒さも加わり多くの選手がスコアメークにてこずりました。
ワンオン可能なパー4もありましたが、パー70設定は全体的に距離が長く、さらにボールがすっぽり埋まってしまう粘りのあるラフが狭いフェアウエーの両サイドに待ち構えていました。
ピン位置が厳しい箇所に切られるため、ティーショットがフェアウエーをとらえるか、ラフにつかまるか、でスコアは確実に差が出ました。
大会3日目に雨が降ってグリーンがウエットになりましたが、雨がなければ4日間アンダーパーは2、3人しかいなかったでしょう。
メジャー2勝目が期待された松山英樹は、「パットで10打ぐらい損している」と振り返ったように、通算5オーバー.29位に終わり優勝争いができませんでした。パットのスコア貢献度はマイナス5.624(ランク76位)。ショットばかり意識して、グリーンに集中できていないように見えました。