オリックス大型補強で打倒阪神に虎視眈々 山本由伸の譲渡金もガッポリ確実でカネの心配なし
来季の再戦に向けた「盤外戦」の火蓋が早くも切られた。
日本シリーズが5日に終わり、ストーブリーグに突入したプロ野球。FA権取得選手や助っ人外国人らの去就情報が飛び交う中、オフの主役となりそうなのがオリックスだ。
阪神に敗れて2年連続日本一を逃し、さらに終戦当日にエースの山本由伸(25)のポスティング移籍を容認した。先発ローテの一角を占める山﨑福也(31)もFA宣言濃厚だ。再び日本シリーズの舞台に上がり、阪神にリベンジするためにも、「新しい戦力が入ってこないと、厳しい戦いになる」とは中嶋監督。選手育成に長けたオリックスのことだ。若手の台頭に期待しての発言と思いきや、そうではないらしい。
昨オフは西武の森を4年総額20億円で獲得したように、メディアも一斉にソフトバンク守護神のオスナ(28)、ロッテの中継ぎペルドモ(30)、FA宣言が濃厚な広島の西川龍馬(28)の獲得に乗り出すと報じている。
いずれも安い選手ではない。年俸はオスナが6億5000万円、ペルドモが1億円で、西川が1億2000万円。西川は今季3割をマークし、しかもFA移籍なので大型契約が予想されている。