ドジャース4年ぶり世界一は「400億円」山本由伸獲得がカギ フロントは先発補強が最優先
今オフはサイ・ヤング賞3度の左腕カーショー、交際女性へのDVで出場停止処分を受けた2021年の最多勝左腕ウリアスらがFAに。現時点で来季のローテが確定しているのはビューラー(今季全休)、ミラー(11勝4敗)の両右腕のみ。ビューラーはトミー・ジョン手術からの復帰1年目、24歳のミラーは経験不足が否めない。大谷は今年9月に右肘の靱帯を修復する手術を受けて来季は打者に専念するだけに、勝ち星を見込める先発投手を獲得してのローテの整備が急務なのだ。山本と同時並行で、今季ナ・リーグのサイ・ヤング賞左腕スネル(パドレスからFA)の獲得に動いているのも、ド軍フロントが先発補強を優先事項と位置付けているからに他ならない。
ド軍の20年以来4年ぶり8度目の世界一は、1000億円の大谷より、400億円の山本が鍵を握りそうだ。