花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも
【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#2
ドジャースで活躍する大谷翔平(29)はいかにして世界屈指のパワーを手に入れたのか。
日刊ゲンダイが過去に連載した「秘話 大谷翔平『二刀流の血脈』」をパワーに焦点を当てて再編し、その軌跡を紐解いていく。【第1回】からつづく。
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両親の血だろう。大谷は幼少期から運動神経がよかった。
幼稚園から小学4年生までスポーツクラブのスイミングスクールに。姉体小5年のとき、小学校代表で水沢区内の記録会に参加。バタフライと平泳ぎに出場して、平泳ぎは3位だった。陸上でも水沢区内の記録会に出場、5年時は200メートルで3位、6年時は80メートルハードルで6位に入賞した。
「他の生徒たちは顔をくしゃくしゃにして懸命に走っているのに、大谷は流して走っているように見えるんです。けれども、ダントツに速く、他の生徒をゴボウ抜きです」とは中学時代の担任。