健大高崎・青柳監督が今大会No.1右腕を語る「日本の球団の評価が低ければ、米国へ行ってもいい」
──入学してからはどうでしたか?
「最初は球速こそ出ていましたが、全然ダメ、ちゃらんぽらん(苦笑)」
──優勝した昨年のセンバツで甲子園デビューをしました。
「当時エースで、法大に進学した小玉湧斗がケガをしてしまったんです。1年生だった佐藤龍月(3年)はメンバーに入っていましたが、1年生が1人だけじゃかわいそうだったので。でも、試合では制球こそアバウトでしたが、いいボールを投げていましたよ」
──本人は球速にこだわりがあり、170キロを目指しているとか。
「(苦笑いしながら)あー、それは無理だなあ。でも、それくらい速いですよ。変化球の精度もそうですが、球速もまだまだ伸びしろはあると思っています」
──13日の練習試合で左脇腹を痛めたとか。
「これまでは大きなケガはなかったんですけどね。でも、間に合うと思いますよ」