糖尿病リスク3割減!? 高倉健も実践する「シリアル食」

公開日: 更新日:

 糖尿病の予防には食物繊維が効果的だといわれている。中でも、<穀物のシリアルによる摂取がもっとも糖尿病リスクを下げる>という研究報告がある。

 昨年12月に開催された世界糖尿病会議で中国の研究グループが発表したもので、<1日10グラムの摂取で発症リスクが30%も減少する>という。同じ食物繊維でも、野菜、果物、豆類によるものは、逆にリスクが増加している研究もあり、発症リスクとの関連性は低いとしている。

 米国の研究でも、<穀類から摂取する食物繊維が1日2.8グラム未満の人は、1日5.8グラム以上の人よりも2倍、糖尿病になりやすい><1日8.1グラム以上、穀類から食物繊維を摂取する人は、1日3.2グラム未満の人よりも、糖尿病の発症率を30%減らせる>といった報告がある。

 食物繊維は「水溶性」と「不溶性」に大別される。水溶性は、こんにゃく、海藻類、果物などに多く含まれ、腸内で水分を取り込んでゲル化し、脂肪糖質の吸収を抑える働きがある。消化吸収のスピードを遅くするので、食後の血糖上昇が緩やかになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”