モデル仁香が提唱 “がんばらない”アンチエイジング習慣
「腹式呼吸」でぐっすり睡眠
「ささいなことにイライラする」「鬱っぽくて、やる気が出ない」「記憶力や集中力の低下を感じる」「よく眠れず、朝起きるのがつらい」――。
こうした不調に、心当たりはありませんか? もしかしたら、それは男性更年期の症状かもしれません。
男性更年期障害の原因は、「テストステロン」という男性ホルモンの減少といわれています。テストステロンの分泌を促すには、タンパク質の摂取が効果的。まずは、肉や魚のほか、卵、大豆製品といった食品を積極的に取るといいでしょう。
また、強いストレスも、更年期障害の大敵。あまり頑張りすぎず、わずかな不調でも、見て見ぬふりをしないようにしましょう。症状を悪化させないためには、心身の不調を自覚し、早めに休息を取ることが欠かせません。一日の終わりに、腹式呼吸で深い呼吸をするのも有効です。深く呼吸すると、副交感神経(安静時に働く神経)が優位になります。すると、心身がリラックスしてストレス解消につながるため、更年期障害の症状を軽減してくれるのです。
夜、布団に入ったら、あおむけの状態で呼吸をします。横になるだけで腹式呼吸に切り替わりますので、あとは「ゆっくり息を吐き切る」ことだけを意識しましょう。肺の空気が完全に吐き出されると、自然に、深く息を吸うことができます。
毎晩、10回を目安に行ってみてください。副交感神経を優位にしてから眠ると、質の高い睡眠にもつながりますよ。
■スマホアプリでカンタン歩数管理
仁香が本紙でアドバイスしてくれたエクササイズを動画で見られるアプリが、「App Store」「Google play」で近日リリースされる。チャート式診断で動画を選んだり歩数管理が可能な万歩計などの機能も充実。健康的にダイエットしたいどの世代にも役に立ちそうだ。
▽にか 1975年7月7日生まれ。「STORY」レギュラーモデル。最近は姿勢&ウオーキングアドバイザーとしても活躍し、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に定期出演。近著に「この習慣で美人になれる」「つけて歩くだけで下半身やせ! 美脚整形リング」。