子供は学力低下招くことも 「視力2.0は良い目」の誤解

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 ところが、最近はゲームの影響で、近視の子供にも落ち着きのなさが見られるようになった。子供の様子からでは、遠視か近視かが判断しづらい。もしかして……と思ったら、遠視に詳しい眼科医の診察を受けるべきだ。子供の場合、頭痛肩こりなどの不定愁訴があっても、それをうまく言葉にできないこともあるので、自覚症状に頼ると見逃してしまうかもしれない。

 一方、“快適に見えない”悩みを抱える40歳以上の場合、緑内障白内障、加齢黄斑変性症といった失明のリスクがある重大疾患を除き、「老眼」が始まっている可能性が非常に高い。

「老眼を軽視している人が珍しくありませんが、老眼を適切に対処しなかったために、遠視と同様に不定愁訴に襲われたり、さらに進んでうつ状態に陥る人もいます」

 遠視は45歳から60歳くらいまでの間にかなり進行する。梶田院長の経験では、老眼の状態に応じて3~4つは眼鏡を替えなくてはならないという。

 素直に老眼を受け入れれば、生活は見違えるほど楽になる。

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