急ぎ整形外科へ 体重減少や熱を伴う腰痛は重大病の疑いが

公開日: 更新日:

 慢性痛といえば、トップは腰痛。どういう時、診療所や病院の整形外科を受診すべきか?

 札幌医科大学医学部整形外科学講座の山下敏彦教授によれば、次のポイントを押さえておくべき。いずれも、なるべく早く整形外科を受診すべき症状だ。

 まず、「安静にしていても痛む」「最近体重が減少している」「熱が下がらない」。いずれかひとつでもあれば重篤な疾患の可能性が考えられる。

 次に、「痛む場所が赤く腫れている」「局所の熱感がある」。脊椎関節炎などの炎症性疾患の可能性がある。

 さらに、「手足のしびれや痛みがある」「手足に力が入りにくい。マヒがある」「連続歩行距離が300メートル以下」「尿が出にくい」。椎間板ヘルニアといった神経障害の可能性を頭に浮かべた方がいい。

 どの症状もなければ運動や生活改善など自己対策が可能だが、一度専門医に相談した方がいいケースもある。それは、「痛みのために仕事・家事・学業に支障がある」「痛みのために、趣味・スポーツができない/毎日が憂鬱」に該当する時。あなたの腰痛はどうだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”