【胃】手術後の食事はよく噛む、ゆっくり食べる、腹七分目

公開日: 更新日:

 術後の体重管理はできるだけ体重を落とさないこと。一度落ちるとなかなか増えない。もともと肥満だった人でも短期間に急激に体重が減少することはよくないという。

■体の負担にならない程度の運動

 栄養量の次に、もうひとつ大切になるのは筋肉量の維持。つまり栄養を十分に取り、運動をすること。1日20~30分のウオーキングや5~10分ほどのスクワットでもいいので、体の負担にならない程度の運動を習慣にすることが大切になるという。

 また、お腹の手術をすると、腸は多かれ少なかれ癒着する。その癒着の仕方が悪いと、腸の内腔に細い場所ができたりして「腸閉塞」を起こしやすくなる。

「胃切除後の後遺症としての腸閉塞は、食べた物が腸管にとどまって通らなくなる障害です。あまり噛まないで早食いしたり、海藻やキノコ類など繊維の多いものを食べ過ぎたりすることなどが原因になります。早食いしたらお腹が痛くなったり、食後一定の時間が経つとお腹が痛くなったりする症状がある場合は、腸管に狭い場所がある可能性があるので、食事の取り方に注意した方がいいです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり