退院直後に「プロレスの仕事」が…クロちゃん語る脳動脈瘤

公開日: 更新日:

 足の付け根にある血管から脳までカテーテルを通して、動脈瘤の中にコイルを詰めて破裂を防ぐ手術です。詰め物が出てこないように瘤の口を鉄板でふさぐ可能性もあったのですが、鉄板を入れたら一生、血液がサラサラになる薬を飲まなくちゃいけない。

 そうなるとちょっとの傷でも出血が止まらないから仕事を選ばなくちゃいけなくなる……。だからドキドキしていたんですが、先生が上手にやってくれて鉄板は入れずに済みました。

 入院は10日間でした。前半は手術に向けて血糖値などを整える日々で、手術からは5日で退院。術後、たった1日でしたが寝返りもできない寝たきりを体験して動けないつらさを実感しました。

 でも、違う意味で大変だったのがツイッターでした。実は複雑な事情がありまして、病院の場所はおろか入院自体が極秘事項だったんです。なので、普段と変わらないツイートをし続ける必要がありまして、入院前の3日間に10日間分の写真の撮りだめをしたんです。いつもと同じようにツイートを更新しないとフォロワーが心配してしまうし、居所を捜し始める人も出てきてしまうので苦肉の策でした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」